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■ウェルリンク株式会社 お客様に聞く  - ユニ・チャーム メンリッケ株式会社

     
スウェーデンで生まれ、全世界90カ国で利用されている成人用排泄ケアパッド(大人用紙おむつなど)「TENA(テーナ)」。その国内販売を手掛けるユニ・チャームメンリッケ株式会社(以下、ユニ・チャームメンリッケ)では、全国に散らばる販売員の健康管理強化と組織状況把握のために、2000年から利用していたEAPサービスをやめ、ウェルリンク社のサービスに切り替えた。以来、6年にわたり継続利用している。同社におけるメンタルヘルス対策の目的と効果について、詳しく聞いた。

もくじ 
  1. ユニ・チャームメンリッケの事業概要
  2. ウェルリンクのサービスをどのように活用しているか
  3. メンタルヘルス対策を利用している目的
  4. ウェルリンクのサービスを利用するようになったきっかけ
  5. ウェルリンクのサービスを利用し続ける理由
  6. 「i-Self」に変更して
  7. メンタルヘルス対策の導入を考えている方へのアドバイス
  8. ウェルリンクへの期待

■ユニ・チャームメンリッケの事業概要

-- ユニ・チャームメンリッケの事業概要を紹介してください。

当社は、生理用品のトップメーカーで、ベビー用品、サニタリー用品、シルバー用品などの吸収体事業のほか、家庭用品、ペット用品、など多角的な事業を展開している日本の「ユニ・チャーム株式会社」と、150年の歴史をもつスウェーデンの事業会社、「SCA株式会社」の合弁会社として設立されました。

世界の成人用排泄ケアパッド業界でトップシェア(25%)を誇り、「TENA」の提供を通じて「スウェーデン式個別排泄ケア」の普及のために活動をしています。

-- スウェーデン式個別排泄ケアとは。

スウェーデン式個別排泄ケアとは、「ひとりの人を大切に」という理念に基づくケアスタイルです。排泄ケアパッドの交換に費やす回数と時間を減らすことで、「ご利用者の快適性」と「介護を行うご家族をはじめ介護者の負担軽減」の両立を目指しています。

■ウェルリンクのサービスをどのように活用しているか

-- ウェルリンクのサービスをどのように利用していますか。

2004年度から2008年度まで、全従業員(120名、2010年4月現在)を対象にメンタルヘルス対策「Selfスタンダード」を実施してきました。あわせて、Selfの調査結果を基に組織アセスメントを行う「Self組織分析レポート」も2004年度より継続して利用しています。2009年度はインターネットを利用してメンタルヘルス対策を行う「i-Self」を利用しています。

 

■メンタルヘルス対策を利用している目的

-- メンタルヘルス対策を利用している目的は。

当社では、個別排泄ケアを普及させるために「TENAアドバイザー」という専門の販売員が、全国の福祉施設や病院を訪問しています。その仕事は、製品を売るだけでなく排泄ケアの知識とノウハウを提供することです。

そんなTENAアドバイザーは、自宅から一人で担当エリア内を訪問しているので自分のペースで仕事ができる半面、責任感の強い人間が多く、排泄ケアや高齢者福祉に深い関心・熱意をもっている人が多いので、ついついオーバーワークになってしまい自分自身のケアをおろそかにしてしまうこともあります。もちろん、各地区にTENAアドバイザーを統括するマネジャーもいるのですが、オフィスを設けていないため、TENAアドバイザー同士やTENAアドバイザーと地区マネジャーが直接顔を合わせる機会もあまり多くはありません。

そのため、客観的な視点から仕事や生活の改善ポイントなどについて、本人に気づいてもらい、マネジャーも適切なアドバイスを行えるようにメンタルヘルス対策を積極的に実施しています。

また、メンタルヘルス対策の組織結果レポートにより、会社としても各個人や組織全体のストレス傾向を把握したいと考えています。実態を把握すれば、会社として対策を打ちやすくなるからです。


■ウェルリンクのサービスを利用するようになったきっかけ

-- ウェルリンクのサービスを利用するようになったきっかけは。

当社では会社の方針として2000年度からメンタルヘルス対策を実施してきました。しかし、当時利用していたサービスは内容が不十分で、より詳細な情報を把握したいという経営者層の要望がありました。

そこで、いくつかのサービスを検討比較した結果、組織分析レポートが充実しており、職場の改善課題などが一目で把握できることから、ウェルリンクのサービスが当社に最適だと判断し利用を開始しました。

-- 具体的にどのような点を評価しているのでしょうか。

組織分析レポートでは、全体傾向とその対策はもちろん、組織の活力の指標となる「社会的な健康度」、個人のストレス反応の度合いを示す「心身の健康度」、そして個人の生活習慣全体をみる「生活の健康度」がわかりやすいグラフと偏差値で示されます。これらの指標によって、組織としてどう対応するべきかというポイントが見えてきます。

この組織分析レポートを見ると、当社の企業理念に共感している部分や普段から感じている傾向が反映されていることが多いので、分析結果の信頼性と妥当性はとても高いと感じています。


■ウェルリンクのサービスを利用し続ける理由

-- ウェルリンクのサービスを利用し続けてきた理由を教えてください。

分析の結果が信頼できるというのが一番の理由です。しかも同じ指標で前年度の分析結果と比較できるので、1年のさまざまな経営施策が現場のモチベーションやストレスにどうのように影響しているのかを確認できます。別の言い方をすれば、組織分析レポートは人事・労務管理を行うための経営指標となっているとも言えます。

もちろん、各個人もメンタルヘルス対策の変化をその年だけでなく、経年で観察することができるので、適正に自己管理を行うための指標になっているはずです。

さらに、チェック後のフォロー・ケアとして、フリーダイヤル&メールによる無料相談が付属しているのもウェルリンクのサービスを利用し続けてきた理由の一つです。


■「i-Self」へと変更して

-- 2009年度は、なぜ「Selfスタンダード」から「i-Self」へと変更したのでしょうか。

「Selfスタンダード」の場合、紙のチェックシートを配布して回収する必要があります。事務所内で取りまとめることができる会社であれば、紙を利用したチェックは確実に回収できる分いいと思います。しかし、当社の場合は全国各地をTENAアドバイザーが飛び回っているため、運営側はとりまとめるだけでも一苦労です。そこで、メンタルチェックの一斉実施をインターネット上で行うことを考え、「i-Self」に変更しました。

--実施されていかがでしたか

変更した効果としては以下の点が上げられます。

1)運営の負担軽減
配布や回収の手間がなくなるだけでなく、実施数をリアルタイムで把握でき、督促などの手間が省けるようになったのが大きいと思います。

2)実施全体の期間短縮
集計結果も、これまでより早く受け取ることができました。
この点に関しては、経営層も満足しており、いちはやく次の施策を打ち出せるように、これまで以上に満足度は高まったと思います。 

3)高い実施率の維持
「自分の時間に都合が付くとき、気軽にチェックができる」、ということで社員からの評判も良かったです。また、PCや携帯電話での操作が苦手な場合でも、ウェルリンクが電話で操作方法をサポートしてくれるので安心して操作できたようです。こうした、利用する上での環境が、紙の実施時と同様の、実施率をもたらしてくれました。


■メンタルヘルス対策の導入を考えている方へのアドバイス

-- これからメンタルヘルス対策の導入を考えている方へのアドバイスをいただけますか。

従業員に対して、何でメンタルヘルス対策を行うのかをきちんと説明することが重要だと思います。メンタルヘルス対策は、会社のためだけではなく、自分たちのためにもなるということを理解してもらえれば、おのずと協力してもらえるはずです。


■ウェルリンクへの期待

-- 今後のウェルリンクに期待することがあれば教えてください。

ウェルリンクのサービスは、迅速に詳細な情報が提供され、さまざまな視点から分析ができるので、当社の経営陣から高い評価を得ています。

また私たちのように調査を実施・管理する側にとっても、手間のかかる作業をアウトソーシングできるので作業負担を軽減でき、困ったことがあればいつでも相談にのっていただけるのでとても心強く感じています。

今後は、当社ならではの分析をもっと手軽にできるようになると、さらにメンタルヘルス対策を経営の指標として有効活用できると思います。今後も使い勝手のよいサービスの開発と信頼性の向上を期待しています。


ユニ・チャーム メンリッケ様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。


※ ユニ・チャーム メンリッケ株式会社のWebサイト
※ 記載の担当部署は、取材時の組織名です。
※ 取材日:2010年5月
※ 取材制作:カスタマワイズ