“ぼんやり”は悪いイメージ?

2022/9/21

 

“ぼんやり”とは何でしょうか。

 

“ぼんやり”を辞書で引くと次のように出て来ます。

・はっきりしないさま。

・大切な事、その場でなすべき事に、気がつかずにいるさま。

 

どちらも余りいいイメージではありません。

このため、仕事中に“ぼんやり”していると暇だと思われて仕事を頼まれたり、子どもが“ぼんやり”していると母親から心配されたりします。

 

『チコちゃんに叱られる!』*で、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」という決めぜりふが有名になりました。

うかつに“ぼんやり”できませんね(笑)。

 

*2017年から放送されているNHKのバラエティ番組。

 

 

“ぼんやり”は脳が大切な活動をしている

 

最近の脳科学の研究で、“ぼんやり”は脳が休んでいるのではなく、実は大切な活動をしているということがだんだん分かってきました。

“ぼんやり”していると記憶力がよくなったり、頭の情報が整理されたり、いいアイデアがひらめいたりするのです。

“ぼんやり”を上手に生かすと、仕事でも、勉強でも、家事でも、プライベートでも、とても役に立ちます。

 

私のように肩身の狭い思いをしてきた“ぼんやり人には、何という朗報でしょう。

あなたも“ぼんやり”がありがたいものに思われてきたのではないですか。

ここでは“ぼんやり”の効果を順番に紹介していきますね。

 

新たな“ぼんやりの世界”が広がっていきますよ。