ぼんやりライフ・あとがき

2022/12/13

これまでご紹介してきたように“ぼんやり”にはいろいろな効果があります。

まとめてみると・・・

 

・情報が整理される

・記憶力がよくなる

・いいアイデアがひらめく

・気分転換できる

・仕事や勉強の効率があがる

・全体像が見える

・体調がよくなる

・自分のことがよく分かる

などなど

 

 

自分の生活に“ぼんやり”を上手く取り入れてみましょう。

先ずは“千里の道も一歩から”で、無理せずにできることから始めてください。

自分に向いた“ぼんやりライフ”を楽しみましょう。


あとがき

 

最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。

少し“ぼんやり”のイメージが変わりましたでしょうか。

 

“ぼんやり”は心の空き地、“ぼんやり”は心の湯たんぽですよ。

 

「忙しい」は「心を亡くす」と書きます。

現代は忙しすぎて“心”を無くした時代なのではないでしょうか。

“心”がないのですから、もちろん幸せを感じられません。

 

 

カウンセリングで多くの人の人生に寄り添うほど、“ぼんやり”することの大切さを実感するようになりました。

 

がんばり過ぎて体調を崩し、心の病気になる人がとても多いのです。

“ぼんやり”する習慣があったら、病気なることもなかったでしょう。

 

忙しい現代だからこそ、“ぼんやり”して、自分の“心”を取り戻し、“幸せ”を実感する必要があるのではないでしょうか。

 

難しい脳科学の研究結果は専門家にお任せして、ここでは日頃私が感じている“ぼんやり”の素晴らしさを肩の力を抜いてまとめてみました。

“ぼんやり”の素晴らしさが少しでも伝わって、忙しい生活の中で、“ぼんやり”するのもいいのかもしれないなと思って頂けたら本望です。

 

最後までをお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

令和4年12月 緒方俊雄

 

 

※本コラムは、『ぼんやりのすゝめ ~頑張りすぎているあなたへ~』(産労総合研究所/発行日 2020年3月)より抜粋しております。