祐天寺の窓から
最終回
60代男性カウンセラーより

心の窓を開けてくださいね

この数か月、自粛生活とテレワークの期間が続き、ふと考え事をしたりしませんでしたか?「自分自身のこと」「仕事のこと」「将来のこと」・・・。

心理学では「気づき」をとても大切にしています。人は気づくことから変わるからです。
「怒りが抑えられないときは、どうすればいいの?」という相談をよく受けますが、「あっ、今イライラしてるなー という自分に気づくことが重要」とアドバイスします。
初めての緊急事態宣言下の生活を経験した私たちは、いろいろなことに気づくことができたのかもしれませんね。
さあ、心の窓を開けて、様々な自分の気持ちに気づいてみましょう!

そのままのあなたで十分

カウンセリングでご相談してくださる方の多くが、人と比べて「できていない自分」に目が向いてしまい、物事をネガティブに考えてしまいがちです。

私でも自分に劣等感を持ってしまうことがあります。他人と共存している人間ですから、どうしても周りと自分を比較してしまいますよね。
でも、そういう時は「ありのままの自分でも大丈夫」と認めてみましょう。日常のどんな小さな行動でも「できている自分」に目を向けてください。「どんな自分」でも受け入れてください。ずいぶんと気持ちが楽になっていきますよ。

短い間でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
これからもずっと、私たちカウンセラーは皆さんを応援しています!

2020/06/29
編集・発行
 『Self健康相談室』祐天寺の窓から制作グループ