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被災者の「心のケア」について

台風や震災などの災害にあったとき、
私たちは心理的なショックを受け、誰でも心が不安定になります。
心だけではなく、体も緊張状態となり、
それが心身の様々な症状となって現れてくることもあります。

一口に災害といっても、その被害は様々です。危険な状況が続いて安全を確保するまでに時間がかかることもあれば、生活環境を整えるまでに長期間を要することもあります。また、被災者の状況も大きなダメージを受けた方から比較的軽微な方まで様々であり、心のケアの方法も決して一様ではありません。

そうした状況のもと被災者の「心のケア」の基本情報のみをここでは掲載しました。

被災された方へ

被災された方への情報では、被災後に健康を保つために基本となる5つのポイントや大きなストレスを受けたときに表れやすい心身の症状を紹介しています。また、心身の緊張をゆるめるためのリラクセーション法をご紹介しています。
 被災者の皆さんにお伝えいただき、少しでも心身の緊張をゆるめていただくことのお役立ていただければと思います。

支援者の方へ

支援者(職場のメンタルヘルスケア・スタッフ等)向けの情報では、被災者支援の種類や職場での対応手順、対応策について述べています。また、被災後の心理反応の経緯や時期別のサポート方法、子供や高齢者、障害者等、要援護者への配慮のポイントを述べています。
被災者のアセスメントツールとして、被災者の精神的な問題の程度をスクリーニングするための質問票(SQD)および災害直後見守り必要性のチェックリストを掲載しています。

以上、被災者支援のための基本情報を掲載しましたので、ご自由にダウンロードして、ご活用いただければと思います。なお、現場でのご活用にあたりましては支援者の指示に基づいてください。