企業でも”ぼんやり”

2022/11/4

このように“ぼんやり”していると情報が整理されたり、記憶力がよくなったり、アイデアがひらめいたりします。

実は“ぼんやり”は仕事にも、とても役に立つのです。

 

“ぼんやり”を取り入れている企業がテレビで紹介されていました。

東京都内のIT企業で、“ぼんやり”を業務改革に導入したのです。

昼過ぎに、社員は仕事を一旦中断して、会議室に集まります。

そして、15分間“ぼんやりタイム”で、目を閉じて、仕事のことを忘れて頭を空っぽにして過ごすのです。

 

すると「会議時間が短くなった」「仕事の能率が上がった」「プライベートが充実した」などのいろいろな効果が現われてきたそうです。

 

 

またアメリカでは、グーグル、フェースブック、シレコ、パタゴニア、エトナ多くの有名企業がマインドフルネス瞑想の研修を取り入れています。

 

瞑想して“ぼんやり”することは企業活動においても役に立つのです。

 

とある大手メーカーの会長さんは、ぼんやりしているのが好きだそうです。

週末は家族と離れて、できるだけぼんやりするのだとか。

すると精神的にも肉体的にも回復して、何か困ったときにエネルギーが出るそうです。

 

会長は語ります。“ぼんやり”が重要だと。

『経営者っていうのは、基本的にリスク稼業。だから、いつも張りつめていたら持たないんです。

大事な瞬間に最大風速を出せればいいんですよ。』

 

会長が語ると“ぼんやり”もスケールが大きいですね。