立っている姿勢

2022/11/17

ではどうしたらリラックスできるのでしょうか。

先ずは“ぼんやり”する姿勢について考えてみましょう。

姿勢は“ぼんやり”と関係ないように思われるかもしれませんが、実はリラックスしている姿勢ほど“ぼんやり”しやすいのです。

 

背骨をそらしたり、前屈みになると、背中や胸の筋肉が緊張します。

背骨が垂直に真っ直ぐになっている姿勢が、筋肉に力が働かないで、リラックスしている姿勢なのです。

 

 

普通、足の甲とかかとの両方に重心を置いて立ちます。

すると足の甲とかかとの真ん中の点の上に、人の重心が来るようになります。

このため、少しお腹を突き出して、背骨をそらせることになります。

 

では足のかかとだけに重心を置いて立つとどうなるでしょうか。

かかとの上に、人の重心がくるので、背骨が垂直に真っ直ぐになります。

筋肉が緊張しない立ち方なのです。

 

実際に二つの立ち方を比べると、足のかかとに重心を置いて立った方が“ぼんやり”しやすいのが分かります。