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2022/10/20
では“ぼんやり”していると脳のどのような場所で、どんな働きをしているのでしょうか。
最近の脳科学の研究で、“ぼんやり”している時に記憶を想い出す“楔前部(けつぜんぶ)”と価値判断を行なう“前頭葉内側”が活動していることが分かってきました。^
脳のこの場所が働くことにより、視覚や聴覚などから入ってきた膨大な情報が整理されます。
いろいろな情報を取り入れても、“ぼんやり”しないと、それらの情報はゴミの山のようなものなのです。
本で言うといろいろな本がただ適当に積まれている状態です。
ところが“ぼんやり”することにより、これらの情報が図書館の本のようにきちんと整理されます。
必要な時にアクセスして取り出せる意味のある情報になるのです。