「しあわせ~って何だっけ?」
ポン酢しょうゆのCMではありません。(さんまちゃ~ん 懐かしい・・・)
我々の仲間である船見敏子氏の著書「幸せなチームのリーダーがしていること」が、方丈社より出版されました。
読み終えて、カウンセラーとしても活躍している同氏の豊かな人間性が、心に深く伝わってくる良書だと思いました。
この本の中で詳しく紹介されていますが、「ウェルビーイング」とは、直訳すると、「幸福」「幸せ」。
一方で、WHOの定義では、「健康」とは「単に病気でないとか、虚弱でないということではなく、身体的にも、精神的にも、社会的にもすべてが満たされた状態」なのだそうです。
「からだと心が健康なだけでは足りない。社会生活も満たされている状態であってはじめて幸福である-これこそが「ウェルビーイング」と著者は述べています。
キャリアについて学べば学ぶほど、社会生活の根幹となる「働くこと」と「生きる」ことは同義語のように私には感じられます。
同じ1杯のビールでも、一日働いた後のビールだから、より美味しく感じられるのです。これは私のほんの小さな「幸せ」。
人それぞれどんな条件であっても、気持ちよく働いていれば、幸せに生きられるはずです。
幸せに生きることを考える上で1つ紹介したいものがあります。
当社のスタッフで、「多様性」がテーマのNPO法人で社外活動している女性がいます。彼女がちょうど1年前くらいに教えてくれた米国Holstee社のマニュフェストです。ご存じでしょうか。
THIS IS YOUR LIFE. (日本語訳)
これはあなたの人生です。
自分の好きなことをやりなさい。そして、どんどんやりなさい。
何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。
今の仕事が気に入らなければ、やめなさい。
時間が足りないのなら、テレビを見るのをやめなさい。
人生をかけて愛する人を探してるなら、それもやめなさい。
その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。
考えすぎるのをやめなさい、人生はシンプルです。
すべての感情は美しい。食事を、最後の一口まで味わいなさい。
新しいことや人々との出会いに、心を、腕を、
そしてハートを開きなさい。
私たちは、お互いの違いで結びついているのです。
自分のまわりの人々に、何に情熱を傾けているのか聞きなさい、
そして、その人たちにあなた自身の夢も語りなさい。
たくさん旅をしなさい。
道に迷うことで、新しい自分を発見するでしょう。
ときにチャンスは一度しか訪れません。しっかりつかみなさい。
人生とは、あなたが出会う人々であり、
その人たちとあなたが作るもの。
だから、待っていないで作りはじめなさい。
人生は短い。
情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう。
とっても素敵なマニュフェストだと思いませんか?
翻訳された文章って、読みにくくてあまり好きじゃないんですが、この貫かれた考えの爽やかさは格別。
LINEなどで短文を好む最近の若者にもピタリとハマると思うので、新入社員研修など若年層への研修に使ったら面白いかもしれません。
それはさておき、このマニュフェストに従って働いていれば、「良いことがあった」とか「何かを持っている」ではなく、「ウェルビーイング」=本当の幸せ を持続的に高めることが出来るのかなと思いました。
皆さんの「ウェルビーイング」は、どんなことでしょうか?
【最後までお読みいただき、ありがとうございました】
2021/11/03
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