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ぼんやりライフ・あとがき
これまでご紹介してきたように“ぼんやり”にはいろいろな効果があります。 まとめてみると・・・ ・情報が整理される ・記憶力がよくなる ・いいアイデアがひらめく ・気分転換できる ・仕事や勉強の効率があがる ・全体像が見える ・体調がよくなる ・自分のことがよく分かる …
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散歩をする
ほどほどの早さで、景色を“ぼんやり”眺めながら散歩をするのも“ぼんやりタイム”です。 ジョギングは“がんばりモード”ですが、歩くのは“ぼんやりモード”なのです。 しばらく歩いていると、自然と心も“ぼんやり”してきます。 1日20~30分ほど歩くと健康に …
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お風呂に入る
いろいろな場所で、何かをやりながらでも、“ぼんやり”できます。 一番“ぼんやり”しやすいのは、お風呂に入っている時です。 ゆっくり湯船に浸かっていると、心も体もいい気持になります。 体が温まって血行がよくなり、副交感神経が優位になって、リ …
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“ぼんやり”してみよう
それではいよいよ“ぼんやり”してみましょう。 難しいことを考えたり、気合いを入れる必要はありませんよ。 ただ“ぼんやり”すればいいのですから。 朝起きた時に布団の中で、通勤電車で座っている時に、仕事が終わって家に帰ってほっとしている時にとか、場所と時間を決めておいて …
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座っている姿勢、寝ている姿勢
それでは座っている場合はどうすればいいでしょうか。 身体を背もたれにもたれさせないで座ります。 腰を中心にして、身体を前後に軽く振動させます。 そして、その振動の振幅を少しずつ小さくしていき、止まった状態が背骨が垂直に真っ直ぐになっている状態です。 & …
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立っている姿勢
ではどうしたらリラックスできるのでしょうか。 先ずは“ぼんやり”する姿勢について考えてみましょう。 姿勢は“ぼんやり”と関係ないように思われるかもしれませんが、実はリラックスしている姿勢ほど“ぼんやり”しやすいのです。 背骨をそらしたり、前屈みになると、背中や胸の筋 …
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リラックスしていることが大切
ここでは“ぼんやり”を「何もしないで、なるべく頭を空にしていること」と定義しました。 “ぼんやり”をバカにする人は多いですが、実際やろうとすると以外と難しいのですよ。 仕事のことでイライラしていたり、上司から怒られたことでクヨクヨしていたり、明日のプレ …
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家庭、恋愛、友だち、趣味は“ぼんやり”モード
仕事は責任があり、がんばる必要もありますが、家庭や恋愛、友だちなどのプライベートの関係は、ありのままの自分を見せる“ぼんやりモード”のリラックスした関係が長続きの秘訣です。 友だちも“ぼんやりモード”で、リラックスして付き合える人を選ぶといいですよ。 …
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企業でも”ぼんやり”
このように“ぼんやり”していると情報が整理されたり、記憶力がよくなったり、アイデアがひらめいたりします。 実は“ぼんやり”は仕事にも、とても役に立つのです。 “ぼんやり”を取り入れている企業がテレビで紹介されていました。 東京都内のIT企業で、“ぼんやり”を業務改革 …
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全体像が見える
私が若い頃、残業時間に部署をふらふらと歩いている上司がいたものです。 当時は何をしているのだろう?と思っていましたが 今思い返すと、“ぼんやり”と部下の様子を眺めていたのです。 実は“がんばりモード”は近視眼的ですが、“ぼんやりモード …
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“ぼんやり”しているとひらめく
“ぼんやり”しているとひらめくということはアルキメデスやニュートンの大発明で有名です*。 アルキメデスは“ぼんやり”と風呂に入っていた時に、浮力の原理をひらめきました。 ニュートンは“ぼんやり”と木からリンゴが落ちるのを見て、万有引力の法則に気づい …
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情報が整理される
では“ぼんやり”していると脳のどのような場所で、どんな働きをしているのでしょうか。 最近の脳科学の研究で、“ぼんやり”している時に記憶を想い出す“楔前部(けつぜんぶ)”と価値判断を行なう“前頭葉内側”が活動していることが分かってきました。^   …
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“ぼんやり”していても脳は活動している
一昔前、眠っている時は脳が休んでいると考えられていました。 ところが脳波の研究から、睡眠中にも脳が活発に活動する時期があることが分かってきました。 睡眠中は、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」を約1時間半の周期で繰り返して …
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“ぼんやり”は自分を大切にすること
“ぼんやり”は自分を大切にすること “ぼんやり”とは自分でいることではないでしょうか。 大昔の狩猟採集時代に人は“ぼんやり”と自分でいることしかありませんでした。 本が生まれて、自分以外の人生に思いをはせました。 テレビが生まれて、画 …
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スマホにアクセスしないと不安に
以前は電車で座っている人は本や雑誌を読んでいるか、寝ているか、“ぼんやり”しているかでした。 今の若い人は大体スマホを見つめています。 お風呂でも、ベッドでも、いつもスマホと一緒です。 もはやスマホが体の一部のようです。 以 …
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“ぼんやり”は心のブレーキ
1日に昼と夜があるように、生き方にも“がんばるモード”とリラックスした“ぼんやりモード”があります。 自律神経では“がんばるモード”は交感神経を使って、“ぼんやりモード”は副交感神経を使います。 ちょうど車のアクセルとブレーキのようなものです。 もちろ …
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競争社会
環境が変わっただけではありません。 資本主義社会になり、人は何でも競争するようになりました。 いい学校に入る競争、いい職業につく競争、出世する競争、お金持ちになる競争、素敵な人と結婚する競争、住む家の競争、子どもの学校や習い事の競争。 & …
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環境が激変
私たち人類の歴史のほとんどは狩猟採集をして暮らしていました*。 人類は700万年前に生まれ、農耕生活は1万年前、産業革命による工業化が400年程前、PCが普及して情報化時代が40年程前に始まりました。 人類の歴史を1年に換算すると、農耕時代は大晦日の大 …
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“ぼんやり”とは
私は“ぼんやり”とは、「静かに自分やこの世界を感じていること。自分自身でいること」だと考えています。 あえて定義すると「何もしないで、なるべく頭を空にしていること」となるでしょうか。 意識して何かを考えたり、音楽を聴いたり、テレビやスマホ …
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“ぼんやり”は悪いイメージ?
“ぼんやり”とは何でしょうか。 “ぼんやり”を辞書で引くと次のように出て来ます。 ・はっきりしないさま。 ・大切な事、その場でなすべき事に、気がつかずにいるさま。 どちらも余りいいイメージではありません。 このため、仕事中に“ぼんやり”し …
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はじめまして、日本一ゆる~い臨床心理士です
はじめまして。 日本一ゆるい臨床心理士の緒方 俊雄(おがた としお)と申します。 私がゆるいので、カウンセリングでクライアントさんが、安心して寝てしまうことがよくあります。友人のカウンセラーから、“日本一ゆるい臨床心理士”というニックネームを頂きました(笑) いい加 …